私が産後ケア入院した3泊4日間の簡単レポになります。
産後ケア入院の目的や過ごし方、最後に費用を抑えて利用する方法も記載しました。
出産を控えている方や、そのパートナーの方、産後ケアを初めて知った方々など、参考になると嬉しいです。
前提(私の場合)
・里帰り出産なし、産後は自宅で生活
・初産(&高齢出産)
・母は近隣都道府県在住で産後手伝いに来てもらえる距離と関係性
産後ケア入院した時期と期間
時期は、出産病院から退院して1週間ほど経ってから。
自宅で1週間ほど過ごしてから産後ケア入院しました。
期間は3泊4日です。
産後ケア入院の目的
大きくは2つ。
①自分自身のケアと、不安解消
産後の身体を回復させるために専門施設を利用したかった。
私の場合は夫や母などサポートしてくれる人はいましたが、それまで家事をほとんど対応していた事もあり、自宅にいると身体がボロボロでも動いてしまう。休めと言われてもきっとゆっくり寝ているとかできない性格…などもあり、産後ケア入院に興味があり、産前に調べて申し込みをしていました。
自分の身体を身体の回復という観点では、産後退院して、そのまま産後ケア入院することも考えていました。けれど一度自宅で過ごし、自分で育児をしてみて出てきた不明点や不安を産後ケア入院で助産師さん達に聞いてみようと思いました。
②夫と母のリフレッシュ
産後家に戻ってきて、赤ちゃんとボロボロの身体の私をケアしてくれる人達。1週間ほどなれない生活&睡眠不足で疲れがどんどん溜まっている頃かと思い、私と赤ちゃんが入院することで、ゆっくりリフレッシュできそうと考えました。
産後のサポートをしてくれる人達の回復・リフレッシュは、自分のケアと同様に大事です!
産後ケア入院での過ごし方
①母乳指導
この時期、母乳育児が軌道にのっている人は少ないと思います。
私は授乳のサポート(授乳の仕方・搾乳・タイミングなど)、追加のミルクをどうするのかなど、サポートしてもらいました。
②疑問や不安を聞く・話す
気になったことや不安なことをなんでも聞きました。
例えば、夜間授乳のこと・夜間のサポートを夫とどう分担するか(これは、夫が他の方の事例を知りたいと質問していた)・抱っこ仕方・産後の運動・食事など。自分のこと、赤ちゃんのこと、助産師さんや看護師さんの優しさに甘えて色々聞きました。
③夜は子供を別部屋で預かってもらい、必要なタイミングで起こしてもらう
思い切って、夜間は別部屋で過ごすことにしました。3時間おきに起きるのですが、一緒に寝てるのとは違い、自宅よりもゆっくり寝れました。夜中は自分の部屋ではなく、赤ちゃんのいる別部屋の横の授乳スペースで、授乳してまた部屋に戻るの繰り返し。
④ゆっくり過ごす
家のことはしなくて良いし、ご飯も掃除も気にならない。
日中は赤ちゃんと部屋でゆっくり過ごしました(といっても、食事と授乳の時間であっという間に過ぎる時間…)。
当時『7つの習慣』を読みたい時期だったのですが、脳みそに全く入ってこず断念。Audibleで小説を耳読しました。
加えて、滞在中にオイルマッサージをしてもらったのですが、施術してくれる方が先輩ママだったので、お産や育児の話をしながら心地よいマッサージをしてもらい微睡みました。
良かった点
ゆっくりできたこと。加えて、不安なことや疑問を聞いてもらえたことがとても良かったです。
疑問や不安が全て解消した訳ではないですが、それは自分も子供も個体差があって日々変わるものだから。
育児って、経験したことも習った事もなくて、産後はメンタルもウニョウニョしがち…。そんな時に、プロのもとに数日間でも滞在して身と心を少し休めることができて良かったです。
目に見えないけど産後の身体はボロボロです。身体回復のための自分への先行投資だと思って行って良かったです。
そして、外部サポートを頼っても良いんだなというマインドチェンジにもつながりました。
費用を抑えて利用するには
とても良かった産後ケア入院ですが、デメリットは費用。費用の幅は施設によってまちまちですが、支出になります。
そんな時に助けになるのが助成金。
お住まいの地方自治体の助成金を調べましょう。自治体によっては、産後ケアとして産後ケア入院やデイケアに助成金を設けています。
助成金を受けるには対象者に条件があることや、施設が限られる場合がほとんどかと思いますが、助成金の力を借りて、費用を抑えて利用することも可能です。
産後ケア入院を一つの自己投資の選択肢に。私の体験記が少しでも誰かの役に立てば幸いです。