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本読み:少子化対策したら人も街も幸せになったって本当ですか?

本読み
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元明石市長の泉氏と、ひろゆき氏の対談形式の本。
Audibleで耳読した本。対談形式は、Audibleで聴きやすい。泉氏の関西弁も、Audibleだと良い感じにリズム感が生まれて面白い。

話題になる市長(元市長)の一人が泉さん。気になるものの、自分で深く掘り下げることもなく、なんとなくだけ知っている存在。そんな時にAudibleで今回この本に出会って飛びつきました。政治の雰囲気なく、読みやすそうな表紙で、読みたくなる。

面白い。
本のタイトル通り、少子化対策した結果どうなのかと言う部分はもちろん書かれているのだが、対策と結果よりもその後ろに隠れているものが面白かった。
対談形式なので、この辺りをひろゆき氏が深掘り質問していくのだけど、もっと読みたく/聴きたくなる。

その背景は何か、どう推し進めているのか、何があったのか
泉市長が少子化対策に取り組んだ理由や、なぜ給食無償化は中学校からなのか。
元市長自身のこれまでのキャリアとキャラを存分に使い倒した独自の進め方をしていたとか、調べる・勉強するの努力がもちろん存在していること。
周囲との調整や対立。

などなど。
こういった話が個人的に面白い。実施項目と結果よりも、そのプロセス。このプロセスを知らないと、同じような改革はただ真似して実行するのは難しそうだということも感じた(小さな動きが大きな波に変化する段階でガラッと変わることはあると思う)。

お喋りを気楽に聴いている感覚で、新たな発見や面白さを得られる本。

少子化対策したら人も街も幸せになったって本当ですか? [ 泉 房穂 ]

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